ウキ釣りの仕掛けで必ずある「からまん棒」。これは仕掛けのラインの絡みを防いでくれるとっても便利で重要なアイテムなんです。しかし、小さいアイテムなのでなかなか重要さが伝わりにくい!
からまん棒の主な役割はその名のとおり仕掛けのラインの絡み防止のためのアイテムです。ウキとオモリの間につけることで仕掛けの絡みトラブルが激減します。
さらに根掛かりなどで道糸から仕掛けが切れてしまった場合にもウキを回収できる可能性が大幅に大きくなるという付けているだけで安心できるすごいアイテムなんです。
今回は、この「からまん棒」について紹介していきます。
1.からまん棒とウキ止めとの違いは?
ウキ止めとからまん棒ですが、似たようなアイテムですが用途はまったく違います。
ウキ止めはウキが狙ったタナで止まるようにするために使います。つける位置はウキより上につけることになるのでラインの絡みや根掛かりといったトラブルに対してはあまり効果を発揮しません。
それに対してからまん棒はウキが仕掛けに絡まないようにするためのアイテムでウキの下につけることになります。
以上のようにウキ止めとからまん棒は似ているアイテムながら用途はまったく違う働きをしていることが分かります。どちらも釣りをするうえで重要なアイテムであることには違いありませんね!
2.サイズ・つける位置とつけ方・使い方について
からまん棒のサイズですがフカセ用なら1cmくらいの小さいタイプが使いやすく、サビキ釣りなどで使う場合はもうちょっと大きめのがっつり止めてくれるからまん棒を選択したほうがいいでしょう。
からまん棒をつける位置はウキの下とオモリの間に付けるようにします。付け方はウキゴム2つをラインに通して棒を挟みこむだけ。簡単ですよね。
仕掛けのウキ下の調整もゴムを移動させるだけなので簡単に調整することができます。ここで注意ですが締めた状態で移動するとラインが痛んだりウキゴム自体が擦れて切れてしまうことがあるので注意して移動させるようにしましょう!
棒ウキを使った仕掛けの場合、棒ウキが長いため下のオモリなどと干渉することがあるが、からまん棒を入れることで絡まったり余計なトラブルが起きないよう調整しておきましょう。
3.からまん棒はいらない!?
サルカンを使っているし仕掛けによけいなモノをつけたくないからからまん棒はイラネ。という方はいませんか。たしかにウキが落下するのを防止するためにからまん棒を付けていますが、もし付けないでいるとウキがサルカンにぶつかって破損したり絡まったりとよけいなトラブルになることが多いです。
実際、釣りをしているときにやけにライントラブルが多いなと思って仕掛けを確認するとからまん棒が無くなっていてウキが絡まってしまっていたということがあったのでトラブル回避ということからもぜひからまん棒をつけて釣りをしましょう。
他にも仕掛けがうまくなじんでいるか、潮がどう流れているかの確認にも使えたりと仕掛け絡み防止以外にも重宝するからまん棒を上手く使ってたのしく釣りをしていきましょ!
4.ダイソーのからまん棒は使えるのか
最近はダイソーでもからまん棒が販売されているようですね!
私はまだ使ったことがないんですが、初心者の方や試しにって感じで使ってみるのもいいかもしれません。
なんとなくなんですが、ゴムの部分が柔らかくてちゃんと固定できるか不安ですねぇ。あと擦れに弱そうですぐに切れちゃいそうな感じが。。あくまで個人の感想です。実際はちゃんと使えるとは思いますよ!
とうとうシモリペットやからまん棒までダイソーに登場#ダイソー釣具 pic.twitter.com/L44HTZKEBl
— KzY (@KzLatipes) September 9, 2020
5.からまん棒は自作で代用できる?
からまん棒って案外価格が高いんですよね。。しかも無くしやすいし。なので自作するってのも楽しいと思います。趣味のものですので、無いものは作る!の精神であれこれ作ってみるのも釣りのだいご味の一つなんではないでしょうか?私もよく仕掛けや快適に釣りができるよういろいろ自作もしてますしこういうのいいですよねぇ。
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