多汗症やわきがの方に御用達の制汗剤で有名なのが「デトランスα」、「ドリクラー」などがあります。
僕はドリクラーを使っているのですが、制汗剤の中でまじで最強クラスの効き目でした。
効き目はすごいんですが、量が少なく、値段もそこそこ高いんですよね。
この制汗剤は何でこんなに汗を止めてくれるのか調べてみたところ、市販の制汗剤には含まれていない「塩化アルミニウム」なるものが含まれていることがわかりました。
ということは、この「塩化アルミニウム」を自前で購入して自分で塩化アルミニウム液を作れば安く大量に制汗剤が作れる!という考えで今回塩化アルミニウム液を自作してみたので紹介したいと思います。
1.塩化アルミニウム入りの制汗剤は効果がある?
僕が使っていたドリクラーやデトランスαといった最強制汗剤に塩化アルミニウムというものが使われていてこれは何かと調べてみました。
簡単に説明すると塩化アルミニウムが水分と反応して汗腺にフタをする働きがあるらしく、顔汗や手汗、わきが対策に有効とのことでした。
実際、僕も使用してみてこの制汗の効果を実感しています。
制汗剤を取り扱っている各メーカーで塩化アルミニウムを含んだ制汗剤を販売していますが、自分にあった制汗剤がない!という方は試しに自作してみてはいかかでしょうか。
・市販の制汗剤は高い!
・なるべく安く大量に欲しい!
・濃度を調節して自分に合った制汗剤を作りたい!
このような悩みをお持ちの方は制汗剤を自作してみましょう。
2.塩化アルミニウム液を自作するメリットとデメリット
塩化アルミニウム液を自作する最大のメリットは安価で大量に作れるということです。
汗かきさんなら分かると思いますが、制汗剤って生活の一部にもなっているんです。これがないと外出できないとか接客の仕事をされている方なら人前で汗ダラダラできないし。。
なので結構な量が必要になってくるんですよね。市販の制汗剤で塩化アルミニウムが配合されている商品って値段が高い割に量が少ないのでお財布にも痛いという。
その点、自作できるなら商品と値段で比較すると半額以下で倍以上の量を確保できるんじゃないかと思っています。なので毎日の使用には非常にメリットが高くなっています!
次に塩化アルミニウムの濃度を自分で調節できるということがあります。濃度が高いほど効果も高くなっていきますが、そうなると肌荒れなどの心配もでてくるので注意は必要です。
制汗の効果が高くなるのと肌荒れをしない最高な濃度を自分で調整して自分にあった制汗剤を自作してみましょう!
3.塩化アルミニウム液の作り方と保存方法
塩化アルミニウム液を自作する際に必要なものは以下ものです。
1.塩化アルミニウム
2.エタノール
3.精製水
4.アルコール対応のスプレーボトル
5.計り、計量カップ
などです。では説明していきます。
1.塩化アルミニウム
塩化アルミニウムはドラッグストアなどでは販売されていないことが多いです。アマゾンや楽天などでもほとんどないか、あっても高いです。
モノタロウやヤフーショッピングなどでは販売されているところもありますが、ちょっと高いんですよね。しかもボトル売りで試しに使いたい分には多い気がするし。
なので、試しに作りたいのでそこまで量はいらないという方はフリマアプリで探してみましょう!大体20g前後で出品されているものが多いので試しにはちょうどいいですよ!これくらいの量でも十分につくれますので。
2.エタノール
近所のドラッグストアやアマゾンで「無水エタノール」という商品名で購入できるはずです。一時は品薄で購入できなくて焦りましたが、今は普通に購入できるラッグストアで購入できます。水道水でも問題はありません。
3.精製水
エタノールと同様にドラッグストアで購入できます。水道水でも問題はありません。
4.アルコール対応のスプレーボトル
塩化アルミニウム液はアルコールを使うのでそれに対応したスプレーボトルを使いましょう。最近は100均でも対応ボトルが販売されているのでそれで十分問題ありません。
僕は以前に普通のスプレーボトルを使ったことがあったんですが、初めは問題なかったんですが、中身が劣化してくることがあったので必ずアルコール対応のスプレーボトルを使うようにしてください。
5.計り、計量カップ
計りはキッチンスケールで対応できます。計量カップは100均であるもので十分です。
それでは作り方です。
僕もいろいろな濃度で試してみたんですが、一番効果が高くて肌荒れもしない程度の濃度が20%だったのでこれで説明していきます。
ここで濃度の計算がでてくるんですが、どうやるか分かりますか?小学生で濃度計算習っているみたいです。
僕はすっかり忘れてました(笑)
また、アルコールは水と比重が違うとか難しいので今回は単純に分量を決めました。
詳しい計算方法などはまた別の機会に紹介します。
とりあえずはこの分量でいきます!
・塩化アルミニウム 40g
・エタノール 120g
・精製水 40ml
今回作る塩化アルミニウム液はエタノールが主体なのですが、精製水が入っています。
これは塩化アルミニウムが水溶性のため溶かすために精製水を使っています。
塩化アルミニウムを精製水で溶かしたあとエタノールを追加して塩化アルミニウム液の完成です!
保管方法は日光の当たらない所に保存します。
4.自作した塩化アルミニウム液の塗り方と注意点
塩化アルミニウム液の塗り方ですが、できれば入浴後がいいです。入浴した後に塗りたい場所を乾かしてスプレーなら軽くシュッと一吹きでいいです。あまりたくさん塗っても効き目はそれほど変わらないし、塗りすぎると痒くなります。
人によっては慣れるまで痒さが出る場合があるので合わないときは使用をやめましょう。
効果がでるまで数日かかりますのでそれまでは毎日入浴のあとに塗るようにします。また、塗った箇所は翌朝に洗い流すことをおすすめします。
洗っても制汗の効果に影響はないので安心してくださいね!
効果がでてくるまでは毎日続けていきますが、効果がでてきたら使用する回数を減らしていきます。
僕の場合は2~3日で効果が出てきて、今はまったく脇汗はでなくなっています。
数日で効果が薄れてくるのでそのタイミングでまた塗りなおすようにすれば効果が持続していきます。
5.まとめ
元々僕は脇汗がひどくていろいろな制汗剤を試してみて効果がある制汗剤が見つからず途方にくれていましたがこの塩化アルミニウム液の制汗剤に出会って脇汗とおさらばしました!
塩化アルミニウム液は効果が出てくるまでは毎日塗らないといけませんが、一度効果を実感するともうこれを手放なすことが出来なくなってしまいます。
自己責任での使用になりますが、一度作って使ってみて効果を実感してほしいです。ほんと世界が変わりますから(笑)
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